未経験で飛び込んだカセツの世界。熊本センター・保田駿介さんの挑戦と成長の足跡
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PROFESSIONAL
Text:光田 さやか
Photo:小林 翔
PROIFILE
業界未経験で入社した熊本センターの保田駿介さん。当初は「肉体労働で、大変なんじゃないか」という先入観もあったそうですが、入社して約一年半が経ち、今ではフォークリフトを操り、足場機材の貸出・返却業務を一人で任されるまでに成長しました。
現場を支える仕事に向き合ってきた保田さんに、入社前の率直な気持ちから、日々の仕事のやりがい、これからのことまで、じっくりと話を聞きました。
Text:光田 さやか
Photo:小林 翔
PROFILE
前職は、配水池や浄水場といったインフラ施設の保守点検をしていました。2025年1月にASNOVAへ入社し、入社以来熊本センターで勤務しています。
転職のきっかけは、子どもが生まれたことでした。家族との時間を大切にしたいと思うようになり、ワークライフバランスを重視した働き方を模索するようになりました。もちろん前の職場に不満があったわけではありません。ただ、いつ呼び出しがあるかわからない仕事でもあったため、残業が少なく、休日もしっかり確保できる環境で働きたいと考えるようになりました。
いくつかの会社を実際に訪問し、話を聞かせていただきました。条件面ではワークライフバランスを一番重視していましたが、最終的な決め手になったのは「ここだったら自分らしくやっていけそう」と感じたことです。条件だけでなく、話を聞いた時に、なんとなく自分がここで働いている姿を描けた感じがしたんです。
正直なところ「肉体労働できつい仕事なんじゃないか」というイメージでした。体を動かすこと自体は前職でも慣れていたので抵抗はなかったのですが、足場材は重くて扱うのが大変そうだと思っていたので、自分に務まるのかなという不安もありました。でも実際には、機材は人力で持ち運ぶわけではなくて、フォークリフトで動かすので、そこまで身構える必要はなかったなと思いました。
また、職人さんや業者の方など、いわゆる「コワモテ」な方が多いイメージもありました。人と話すのがあまり得意ではないので、その点での不安もありました。
しかし実際にお客様や業者の方と接してみると、とても優しい方ばかりでした。こちらが恐縮してしまうほど丁寧に接してくださる方も多く、いい意味でギャップを感じました。
入社した頃は、熊本センターがオープンしてすぐのタイミングで、お客様もまだそれほど多くなく、比較的落ち着いた状況でした。そんな時に平田エリア長が「勉強がてら、隣の佐賀鳥栖センターへ行っておいでよ」と言ってくださって。
佐賀鳥栖センターではトラックの入出庫が活発に行われていたため、実際の現場を見ながら業務を覚えることができました。毎日ではなく、「今日は熊本センターの業務が落ち着いているから」という日に行く形で、2〜3ヶ月ほど続きました。実地で学べたのは本当によかったと思います。
フォークリフトの免許も、入社後に取得しました。実物に触れたこともなく、免許も持っていないところからのスタートでしたが、実務経験を重ねる中で操作にも慣れていきました。
主に足場機材の貸出・返却に関わる業務を担当しています。フォークリフトを使ったトラックへの積み込みや積み下ろしのほか、機材の状態を確認しながら出荷準備を進めています。
この仕事をするようになってから、近所を散歩している時に工事現場で足場が組まれているのを見かけると、「自分が出荷した機材も、日本のどこかで同じように組まれて使われているんだな」と思うことがあります。直接現場に出ているわけではありませんが、そういう瞬間に、自分の仕事が確かにどこかの現場につながっているという実感ができ、とてもやりがいを感じます。
まず、なぜミスが起きたのかを自分なりに考えます。「こうすればよかった」「ここがまずかった」という原因が見えてくるので、それを噛み砕いて整理して、次に同じような場面で繰り返さないようにしています。うまくいけばそれが学びになりますし、またうまくいかなかったとしても、そこでまた新しい気づきが出てくるんです。失敗をただの失敗で終わらせないようにすることを意識しています。
平田エリア長も、「起きてしまったことは仕方がない。次に失敗しないようにすることが大事」と言ってくれます。その言葉が、自分の中で一つの指針になっています。
何でも知っている方です。ヤードのことはもちろん、フロントの西口さんが質問しても大体のことに答えてしまうんです。この人がいれば何とかなる、という安心感があります。
例えば、自分が20分ほどかけても解決できなかった機材の修正を、平田エリア長がさっと見て、あっという間に直してしまったことがあって。知識と経験の積み重ねとは、こういうことなんだと実感しました。
ただ、平田エリア長に頼り切ってしまう部分もあるので、自分自身でも判断できる力をつけていかなければと思っています。平田エリア長がいない時には、まず自分と周りで話し合って決めるようにしていて、入社から1年以上経った今では、適切かどうかの判断も少しずつできるようになってきました。
まずはフォークリフトの技術をもっと磨いていきたいです。自分でも「だいぶできるようになってきた」と思っていたのですが、平田エリア長や先輩方の操作を見ると、スピードも正確さも全然違う。まだまだ上には上がいると感じているので、そのレベルを目指していきたいと思っています。
また、今後は自分にも後輩や部下を指導する立場になることもあると思います。今もすでに、自分より後に入ってきたメンバーがいます。「自分の振る舞いを誰かが見ているかもしれない」と思うと、いい背中を見せられる先輩でいたいという気持ちが自然と出てきます。これまで培ってきた経験や知識を、次の世代にちゃんと伝えられる存在になっていきたいと思っています。
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