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明日の場を語る場とは?「KATARUVA」に密着

創業以来、事業を拡大してきたASNOVA。従業員数も約130名となり、今後さらなる成長を見込んでいます。今回ASNOVAの更なる成長のために企画されたのが、1泊2日に亘って複数の異なるテーマについて語り合う合宿「KATARUVA(カタルバ)」。全部門から代表者1名が参加し、3つのテーマについて取り組みました。今回は、そもそも「KATARUVA」が企画された背景や第1回「KATARUVA」の様子をお伝えします。

KATARUVAはASNOVAの成長のために生まれた!

KATARUVAが生まれた背景

 『「カセツ」の力で、社会に明日の場を創りだす。』をパーパスに掲げるASNOVAの人事制度は、全従業員の「〇〇たい!」の実現を支援する制度「ASNOVA WAY」、新規事業の事業責任者に応募し易くするための制度「ASNOVA Challenge System」があります。そして、今回から新しく取り入れた制度「KATARUVA(カタルバ)」。「KATARUVA」はASNOVAの課題や未来について議論し、話し合いを重ね持続的に成長していくための制度です。

 新しいモノが増え続けている今、ASNOVAが持続的な成長をしていくためには、ASNOVAの将来について社員一人一人が意識し、それを議論しあう『場』が必要だと考えました。
 ASNOVAは既存事業の拡大、新人事制度や新規事業、新サービスを創りあげていくことが、明日の場に新たな価値を提供していくと考えています。ですが、一部の社員だけで創りあげたモノは本当にいいモノが出来上がるのか。そんな疑問からテーマに沿って議論することでよりいいモノを生み出せると考えました。
 
 そんなことから生まれたのが「KATARUVA(カタルバ)」です。「KATARUVA」は「語る場」からきています。どんな議題についても議論する。ASNOVAにとってプラスとなるよう皆で「語り合う」という意味が込められています。

「十七条憲法」の知恵を現代に生かす

 「KATARUVA」が生まれた背景にはもう一つ理由があります。聖徳太子策定の「十七条憲法」です。

互いに心を通わせながら話し合いを重ねることが大切である

 十分な話し合いを重ねることでより良い考えに導かれ、誰もがお互いに和やかな心で親しみを持って話し合えばきっと分かり合えるようになり、何ごとも解決できないものはありません。社員全員が一丸となって話し合いを重ねることが、ASNOVAの成長に繋がります。

いつもと環境が違うと意見が出やすい?

 なんとしてもこだわったのは『合宿』として開催することです。ASNOVAの更なる成長を語る「場」はオンラインや本社に集まって1日だけでもいいと思うかもしれません。ですが、『合宿』では通常業務や日常から離れて対面で行うことで価値が生まれます。また、年齢・キャリア・立場に関係なく、各々の価値観を尊重することでクリエイティビティが生まれ、これらを掛け合わせることで新たな価値が生まれます。ASNOVA独自の価値を生み出し、提供していくには合宿が重要だと考えました。
 
 第1回の開催は全部門から代表1名が参加し、10名で開催されました。

ソフトっぽいけどハードだった2日間

【実施期間】2022年11月17日(木)~18日(金)
【開催場所】岐阜県高山市
 
 初めての実施であったことから、手探り状態で始まった合宿。今回は2日間で3つのテーマに関して取り組みます。3つのテーマは意外と多いもので、普段考えないことを考えるため意外とハードでした…(笑)
 
【1日目】
 テーマ1:人事制度「ASNOVA TRY」の課題は何か?
 テーマ2:新規顧客獲得のために何をすべきか?
 
【2日目】
 テーマ3:マッチングサービス事業で足場施工業者に喜んでもらうためには?

ASNOVAの人事制度は常に新しいものを取り入れていく

 テーマ1つ目は、ASNOVAの経営基盤を支える制度となっている人事制度について。ASNOVAは「ASNOVA WAY」「ASNOVA Challenge System」「KATARUVA」などのいくつもの人事制度を取り入れています。今回はその中の「ASNOVA WAY」の施策について考えました。
キャプション:ASNOVA WAYの様々な施策
 「ASNOVA TRY」とは社内公募制度であり、自分自身のキャリア形成に繋げてもらうことを目的としています。制度自体はまだ模索中のため、制度として創りあげていくために「ASNOVA TRY」の必要性や課題はどんなことが考えられるか?メリット・デメリットは?などと施策の根本を考えました。
 
【課題】
”社内公募に出して、欠員した部署はどうする?”
”専門知識が必要な部署は公募が難しいのでは?”
 
【施策】
”FA制度があったら面白そう!”
”募集部署からのドラフト制度とかどう?”
”野球みたいだけどトレードとか?”
 
 課題から、ASNOVA独自の制度から社員が考えることで多様な意見が出ました。これらの意見が集約されどんなASNOVA独自の社内公募制度「ASNOVA TRY」が出来上がるのか。また、「ASNOVA TRY」の第1号は誰なのか。個人の成長は会社の成長にも繋がると考えているASNOVAが創りあげていく人事制度を今後も追っていきます!

ASNOVAをもっと大きくしていくためには新たなターゲットにアプローチ!?

 ASNOVAは現在(2022年9月末)約2,400社のお客様がいます。
 自然災害や老朽化住宅により足場の需要は高まってきていますが、足場業界には季節性があり毎年1月〜3月は閑散期となります。そこで1月〜3月の間にも借りてもらえるように足場施工業者ではない新たな顧客を発掘しよう!と考えました。ではどんなターゲットにどのようにアプローチするのが効果的なのか。
どんなターゲット?
”公共団体”
”イベント業者”
 
どうやってそのターゲットにアプローチする?
”TV CMやYouTube広告”
”イベント開催やSNS配信”
 
 ASNOVAは足場レンタル事業のターゲットは足場施工業者だけではないと思っています。ASNOVAが持続的に成長していけるように、また業界の活性化のため社会に足場がレンタルできることを広めていく必要があります。これからのASNOVAの成長に是非ご期待ください!
代表取締役社長 上田と総務人事部 竹内が議論している様子

足場施工業者も持続的な成長をしていくためのサービスを考案!

 2日目は足場の新たな価値を創りだしていくための新規事業「マッチングサービス」について考えました。「マッチングサービス」はイベント業者や建設デザイナー、個人の方と足場施工業者をマッチングさせるサービスとなっています。ですが、新規の案件以外でもこのサービスを足場施工業者にとって価値のあるサービスにしたいと思っています。そこで足場施工業者に喜んでもらうためにはどんな施策があるといいのか。テーマ3つに対し、足場施工業者の抱える不安や課題から考えました。
 
 普段、足場施工業者と関わりのある方ならではの意見や、関わりがない参加者もいるため既成概念から外れた意見や施策が出てきました。責任者を務めさせていただいている私にとっては、事業を創りあげていくうえでとても有意義な時間となりました。
 ASNOVAがこの事業を通して何を目指しているのか。次の機会でお伝えいたします!お楽しみに。

  実際に参加した私も日常業務から離れ普段と違う環境で取り組むことで違った視点の意見を言うことが出来たと思っています。合宿とすることで普段関わりの少ない方とも真剣に議論しあうことができるため、環境が違う分濃い2日間でした。普段とは違う環境で行うからこそASNOVA独自の価値が創造され、ASNOVA独自の文化が醸成されていきます。これからのASNOVAにぜひご期待ください!

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