
九州2拠点目「熊本センター」出店。ASNOVA拡大の原動力とは
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ASNOVAでは全国に機材センターを有し、安心・安全に借りられる機材の管理を通じて顧客の信頼を築いています。
特に大阪羽曳野センターは、西日本エリアを代表する機材センターの1つとして、厳密な検収基準による正確さでその役割を担っています。
今回は、西日本エリアを統括する機材管理部 西日本エリア長 柴田 淳さんと、機材管理部 大阪羽曳野センター長 辻 壮昂さんに焦点を当て、ASNOVAの検収基準や品質について伺うとともに、未来を担う人材育成という観点でもお話をお聞きしました。
Text:光田 さやか
Photo:小林 翔
PROIFILE
辻:そして、機材管理において私たちがこだわっているのは、在庫の正確性です。お客様からの発注に対して迅速に出庫準備を行い、返却時は貸し出した機材の種類・数量・状態について責任を持って管理しています。足場レンタルサービスにおいて、高い精度で在庫管理を行うためには、経験やノウハウ、チーム力が重要になってきます。人為的ミスが発生すると、ASNOVA全体の信用を失ってしまいますので、全ての従業員が責任を持って丁寧な検収作業に努めています。
柴田:お客様からも、在庫管理が非常に正確だというお声をいただいています。うれしいことではありますが、人の手が介在する以上、どうしてもミスをゼロにすることはできません。検収時にしっかりチェックを行っていますが、ASNOVA側に落ち度があった場合には、調査の結果をきちんとお伝えするようにしています。
そうした誠意ある姿勢を続けることで、長期的な信頼関係が築かれていくのだと思っています。また、辻センター長の誠実で実直な人柄も、お客様や従業員同士の信頼関係に大きく影響していると思います。
各機材センターの管理状況が把握できる「センターチェック」をはじめ、空調服の導入、レイアウトの最適化など、小さな改善を積み重ねながら、体への負担を減らす工夫を自ら創りだしています。現場の声を吸い上げたり、センター長が気づいた点を反映させたりしながら、日々改善しています。
柴田:また、センター長の育成についても、具体的な取り組みを実施しています。ASNOVAでは機材センターが次々にオープンしている一方で、センター長の育成も課題の1つです。先ほどの「いごこちプロジェクト」はもちろん、埼玉蓮田センターでの出張研修を通じて教育体系を一本化し、センター長としての「質」を統一化するなど、機材センターで勤務する私たちが前向きに挑戦できるような環境を整えています。
そのため、従業員の人材育成という観点でも、実践的な教育を重視しています。少しでも早く様々な仕事を経験してもらうことで知識を身につけてもらい、実際に経験することの重要性を伝えています。初めての仕事でも丁寧にサポートしながら、失敗を恐れずに挑戦してもらうように声をかけています。
辻:現場にも、前向きな従業員が増えていることから、新しい仕事にも積極的に挑戦する姿勢が求められます。するとセンターが活気づき、よりよい結果につながると思います。センター長として、決してネガティブにならず、機材センターの従業員が常にチャレンジできる環境を整えていくことが大切だと考えています。
辻:柴田エリア長からの期待に応えられるよう頑張りたいです。大阪羽曳野センターが全社を牽引できるような存在にしていきたいです。ただ制度や実作業の改善だけでなく、仕事に対する姿勢や人間性も含めて、総合的に「大阪羽曳野センターが全機材センターのモデルケースだ」と言われるように努めていきたいと思います。
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