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Text・Photo:佐藤 唯

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森下 哲
株式会社ASNOVA 仮設事業本部 本部長。2017年に株式会社ASNOVAに入社し、仮設事業本部の責任者として足場レンタル事業に携わる。
加藤 大介
株式会社ASNOVA 管理本部 本部長。2020年に株式会社ASNOVAへ入社し、管理本部の責任者として名証ネクスト市場へのIPO実現に貢献する。現在は総務、人事、経理を管掌し、ASNOVAの人事制度である「ASNOVA WAY」制度構築に携わる。
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【取締役インタビュー】ASNOVAを支える2人が2023年に目指すこと

『「カセツ」の力で、社会に明日の場を創りだす。』ことをパーパスに掲げ、足場レンタルの普及に取り組みながら活動している取締役 仮設事業本部 本部長の森下 哲と人事、総務、経理、ASNOVA VIETNAMの「ヒト」「モノ」「カネ」といった経営資源を管理・活用する取締役 管理本部 本部長の加藤 大介。上場、海外進出、人事制度の制定等ASNOVAとして大きく変わった2022年を振り返り、2023年の抱負について聞いてみました。

Text・Photo:佐藤 唯

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森下 哲
株式会社ASNOVA 仮設事業本部 本部長。2017年に株式会社ASNOVAに入社し、仮設事業本部の責任者として足場レンタル事業に携わる。
加藤 大介
株式会社ASNOVA 管理本部 本部長。2020年に株式会社ASNOVAへ入社し、管理本部の責任者として名証ネクスト市場へのIPO実現に貢献する。現在は総務、人事、経理を管掌し、ASNOVAの人事制度である「ASNOVA WAY」制度構築に携わる。

経営基盤を創りあげていくために動いた2人

ー足場レンタル事業では、新規出店2拠点開設ASNOVA VIETNAM法人設立ASNOVA STATIONサービス開始、AI導入など、レンタル普及のために取り組んで参りました。2022年はどんな1年間でしたか?

森下: 2年振りとなる機材センターを佐賀県と栃木県に開設したことがまず大きな出来事となります。出店1年目は、まず早期に人員の体制づくりとスムーズな運営ができるようにする必要があります。それには新たな役割を担うメンバーの核となる人材を既存センターから送り出すことになるので、新設センターだけでなく既存センターにおいても新たな体制づくりが必要となります。
 
また、市場へ当社を認知してもらう活動として、webやDMだけではなく、新設センター周辺の企業様に対して訪問活動を開設前から実施してきました。機材管理部が1年目でスムーズな運営体制を整えてくれましたので、2年目は新設センターへの本格的な機材の投下と共に、新たなお客様をどんどん開拓し、お客様のニーズにお応えしていくことで大きな成長が期待できると考えています。
取締役 仮設事業本部 本部長 森下 哲
新しい挑戦として機材センターの通常の商圏から遠く離れた地域の方々に対し、もっとお役に立てる方法はないかとの考えもあり、機材センターから遠方地となる様々な企業様に当社の看板を背負って頂き、当社と同じレンタル事業を運営して頂こうとする「ASNOVA STATION」という取り組みを始めました。既に数社の方々に始めて頂いていますが、2023年は益々新しい企業様にこの事業に取り組んでもらいたく、その活動を強化していこうと考えています。
 
ー2022年は当社の存在意義を表すパーパスを策定し、人事制度ではリベラルアーツ制度AMP!2022の実施第2回ASNOVA Challenge Systemの開催と様々なASNOVAの文化を創ってきた1年であったと思います。当社のバリューズで最も心掛けたバリューズを教えてください。
取締役 管理本部 本部長 加藤 大介
加藤: 「個を磨き、共に成長し続けよう。」ですね。
 
会社の成長は、各社員の成長の総和です。どれだけ社長に成長意欲があっても社員が成長しないと企業は伸びないので、会社だけすごい成長して社員が全然ついてこないっていう状況はありえないと思っています。それに伴って、会社の成長と共に人事制度も新しくし続けていかないといけないですね。
 
森下: 実は2つ大好きなバリューズがあるんです。1つ目が「まずやってみよう。あきらめずにやりとげよう。」です。今までの歴史がある中で、発言しても会社から否定されるかもしれないと思うことや、途中で提案しても無くなってしまうという文化や雰囲気があったため、「今のASNOVAは違うから、やってみて欲しい。」ということを1年間色んな人に言ってきました。機材センターに関しては、このバリューズを意識することで業務がかなり改善しましたね。
2つ目は、「個を磨き、共に成長し続けよう。」会社の成長は個人の成長であるため、機材センターの方や営業の方にこだわってほしいなと思い自分でも意識してきました。実際に沢山の人事制度がある中で、機材管理部からASNOVA Recurrent(外部の教育機関に通い、学ぶことのできる制度)やAMP!の参加者も増えて大変嬉しく思います。
 
ーずばり、2022年を漢字1文字で表すと何でしょうか。
 
森下: 「挑」でしょうか。コロナやその他外部環境の変化が激しかった中、いかに上場後、業績やそれ以外の目標を達成させていくのかにみんなで挑んできた1年だったと考えています。
 
加藤: 「動」ですね。IPOもあり、4月から上場企業としての業務も増えて・・・1つ1つ深く考える時間が無かったので、とりあえず動くしかないと思っていましたね。

「明日の場」とは「明るい未来」のことである

ー2023年はどのような年にしたいですか?
 
森下: 2022年は上場から始まり、既存の事業を推進しつつ更に強化していきながら、新たな挑戦となる活動もいくつか開始してきました。
 
毎年新たな挑戦をし続ける会社ではありますが、各個人でも新たな目標や挑戦をして欲しいとも考えています。今年は卯年でもありますから、会社の成長は社員それぞれの成長と共にあるはずですので、個人個人も会社も大きく跳ねていきたいですね。
加藤: 管理本部として、会社のストッパーになってはいけないと思っています。当然、リスクやコンプライアンス的にやっちゃいけないことはやっちゃいけないって言わないといけませんが、会社の可能性や成長を私が止めるっていうことはしたくないです。スピード感と、本来トレードオフであるリスクヘッジを、どうやってバランスを取るかが自分の仕事だと思っています。
森下: 私にとっての「明日の場」とは「明るい未来」のことであり、2023年においてもまだそのイメージが続いています。今日よりも、より良い明日。それを繰り返すことで希望に満ちた明るい未来が来る。「明日の場」とはそのような未来のことであり、私たちはその未来創りをしていくこと、だと考えています。そしてその行動でみんなが幸せになることが大切だと考えています。パーパスを胸に、仲間を信じ、是非みんなで幸せになりましょう!

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