RECRUIT

Text:光田 さやか
Photo:小林 翔

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福澤 拓馬
株式会社ASNOVA 名古屋営業所 所長。名古屋営業所の所長として、中部エリアのくさび式足場レンタル・販売業務において責任者としての役割を担う。
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学びの姿勢で組織を成長させる。ASNOVA Recurrent で磨く「人間力」

ASNOVAでは、社員が希望する専門学校や大学院に、働きながら通学することができる「ASNOVA Recurrent」という制度を設けています。次期幹部人材候補の育成や、それに伴う組織の活性化、社員のキャリア形成や自己啓発への意欲醸成を目的としており、現在も複数の社員が“二足のわらじ”で学び直しをしています。
今回は、同制度を利用して事業構想大学院大学へ通い、2024年3月にめでたく卒業を果たした営業部 名古屋営業所 所長の福澤拓馬さんに、率直な思いを伺いました。

Text:光田 さやか
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福澤 拓馬
株式会社ASNOVA 名古屋営業所 所長。名古屋営業所の所長として、中部エリアのくさび式足場レンタル・販売業務において責任者としての役割を担う。

キャリアに悩んだ20代後半。先輩の後押しで制度を利用

Q.福澤さんがASNOVA Recurrentを利用した経緯を教えてください。

福澤:私はASNOVAに26歳で入社しました。営業部の名古屋営業所に配属されましたが、自分が成長できているという実感を持てずにいました。営業成績は決して悪くはなかったのですが、日々の仕事を「こなしている」という感覚で、当時はなかなかやりがいを見出せずにいました。


そして数年が経ち、私も30代を目前に自分のキャリアを考えるようになりました。同年代の知人の中には自分で会社を経営している人もいて、焦りを感じていたのもあったかもしれません。


営業部 名古屋営業所長 福澤 拓馬 さん

 


福澤:そんなとき、先輩や上司に相談したところ、「ASNOVA Recurrentを利用して、外で勉強してみてはどうか」と言われたのです。制度自体は知っていましたが、自分から積極的に学びたいことが思い浮かばず、応募を迷っていました。


しかし「自分がしたいことではなく会社に役立つことなら学びたい」と思えたため、制度を利用して事業構想大学院大学へ通うことにしました。 当時は、自分の成長やキャリアについて悩んでいたため、先輩や上司からの後押しはかなり励みになりました。


 

Q.大学院での2年間でどのようなことを学びましたか?

福澤:会社経営における基礎的な知識として、経営学やマーケティングを幅広く学びました。事業構想大学院大学はその名の通り、事業を構想していくことを多角的かつ専門的に学び、最終的には事業構想をつくりあげる必要があるため、最初は「自分に事業をつくることなどできるのだろうか」と不安もありました。 しかし、実際にはフレームワークを活用しながらグループで話し合いをしたり、著名な経営者の方々の実際の体験談を聞くことができたりと、とても学びの多い時間でした。 自分で授業を選択して受講できるので、仕事やプライベートとの両立もしっかりできました。


また、一緒に授業を受けていた仲間も、普段は会社経営者や役員という方が多く、会話の解像度が高いことに驚きました。私はその中でも比較的若い方だったので、みなさんとの会話の中でもいろいろと教わりながら、楽しく過ごすことができました。 心配していた卒業論文も、自分なりに考えて納得のいく事業構想を出せたと思います。


 

Q.この2年間で、ご自身の中での変化はありましたか?

福澤:社会人としての心構えが変わったと思います。いろいろな経営者の方のお話を聞く中で「懐の広さ」を感じることができました。具体的に言うと、私は相手の意見を聞いた際に「でもそれは〜」と否定から入ることが多かったのですが、相手を尊重し、受け入れることができるようになりました。自分と異なる意見を受け止め、建設的に話すことや、同じ方向を向いて解決しようとする習慣が身につきました。このような心構えは基本的なことだと思いますが、さまざまな専門分野の方と一緒に、社外で体験できたからこそ素直に学ぶことができたと思います。


 

社員の成長が組織を底上げする。積極的に学び、人間力を養う

Q.ASNOVA Recurrentは、自己成長の機会を通じて「人間力」を向上させることも目的としています。福澤さんにとって「人間力」とはなんだと思いますか?

福澤:私は「学び続ける姿勢」だと思います。新しいことを学ぶことは楽しいですし、そうした気持ちが成長意欲につながると思います。私はこれまで、仕事にやりがいを見出せず、成長することに対して消極的でした。そんな自分がASNOVA Recurrent を通じて変わることができました。この2年間で得た学びの習慣を、長く続けていくことが大事だと思っています。


 

Q.福澤さんのような人を多く輩出し、学び続けることをASNOVAの文化にするためには、どのようなことが必要だと思いますか?

福澤:まずは、ASNOVAにはこのような素晴らしい制度があるということを、もっと社外にも発信していく必要があると思います。役職関係なく、誰にでも等しく学びの機会があり、その学びは今後の自分にとって必要なのだということを、知らせていくことが大事だと思います。社外に発信することでこのような考えに共感をいただければ、もっと仲間が増え、もっと応援してくれる方が増えていくはずです。


あとは、学びに積極的な人が評価される仕組みを構築できればいいと思います!努力が日の目を見る会社であるとみんなに認識してもらえたらいいですね。そして、学び続けることでもっと上のキャリアを目指せるということを、自分がモデルケースとなって知らせていけたらと思います。


私が理想とするのは、学びの連鎖です。ASNOVA Recurrent の利用者がもっと増え、文化となっていくことで、企業としての価値も高まっていくのだと思います。


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